天井電卓

この電卓の計算モデルと限界

表示する期待値を、どういう考え方で、どの数字から作っているかを公開します。できないこともあわせて書きます。

考え方

機種ごとに、次の4つの数字を用意しています。

  1. 初当たり確率(1ゲームあたりの当たりやすさの平均)
  2. コイン持ち(50枚で何ゲーム回せるか)
  3. 天井のゲーム数(状態ごと)
  4. ATで得られる枚数の想定(状態ごと)

通常時は「毎ゲーム同じ確率で当たる」と考え、天井に達したら必ず当たるとします。残りゲーム数の平均を出して、そこで使うお金(コイン持ちと貸し出し単価から)と、ATで得られる金額を比べたものが期待値です。

式で書くと

期待値(円) = ATの獲得枚数 × 換金単価
            − 残りの平均ゲーム数 × (50 ÷ コイン持ち) × 貸し単価

残りの平均ゲーム数 = (1 − (1 − p)^(天井 − 現在G)) ÷ p

p は1ゲームあたりの当選率で、「平均の初当たりゲーム数が、通常時の天井で打ち切られた値」になるように求めています。

数字の決め方

計算の手順(戦国乙女5・据え置き・550Gの例)

  1. 当選率を求める:平均の初当たりが359.5G、天井が999Gなので、「天井で打ち切ったときの平均が359.5G」になる当選率を探します。答えは、約1/389.3です。天井で打ち切られる分、平均より当選率は少し低くなります。
  2. 1ゲームのお金:コイン持ちは50枚で31G。1ゲームで50÷31=約1.61枚、46枚等価(1枚約21.74円)で約35円です。
  3. 平均ゲーム数:残りは999−550=449G。上の式で平均を出すと、約267Gです。
  4. 減るお金:267G × 約35円 = 約9,300円。
  5. 換金額:ATの獲得枚数の想定(約503枚)を換金して、約10,900円。
  6. 期待値:10,900円−9,300円=+1,600円。

機種ごとに使っている数字

機種平均の初当たりコイン持ち(50枚あたり)通常の天井求めた当選率
戦国乙女5359.5G31G999G換算約1/389.3
戦国コレクション6363.6G33.7G999G換算約1/395
マギアレコード240.6G32.6G600G換算約1/269.6
Lとある魔術の禁書目録370.7G34G999G換算約1/405
革命機ヴァルヴレイヴ2476G32.7G1500G換算約1/501
甲鉄城のカバネリ 海門決戦422.3G31G996G換算約1/484

AT獲得枚数の想定は、各機種のページに、状態ごとに載せています。マギアレコードは、ptをゲーム数に直した数字(約1.58pt=1G)です。

なぜ「当選率が一定」のモデルにしたのか

当選率が一定で、天井で打ち切るモデルは、必要な数字が少なく、誰でも確かめられる利点があります。初当たり確率と天井のゲーム数、コイン持ちさえ分かれば、新しい機種を足せます。一方、実際の機種には、モードやCZ、周期など、当選率が変わる仕組みがあります。それを正確に再現するには、公開されていない内部の情報が必要です。公開情報だけで再現できない部分を、推測で補うよりも、単純なモデルで数字を出し、足りない部分は注意書きにする方針にしています。

数字の更新と訂正

できないこと(限界)

検証

電卓の計算は、スマートフォンアプリ版と同じ式です。アプリ版の計算結果と、このサイトの計算結果を、全機種・全状態・全交換率で1万5千条件以上突き合わせて、すべて一致することを確認しています。

数字が間違っていたら

スペックや計算に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ、修正します。